第18投 光陰矢のごとし再び
「○○君、時間ていうのは作るもんなんだよ」
かつて恩師から言われた言葉が、このところ身に染みる釣り小僧です。
なんやかんややること山積から、相変わらず抜け出せずにおりまして……。
その恩師は「いつ寝てんだ?」ってくらい超多忙なお方で、自分はまだまだやなぁと。
▲毎年恒例のゴーヤカーテンで自宅の暑さしのぎ。チャンプルーに漬け物……2日にいっぺんは食してます
テナガエビ初体験
そんなこんなで第17投に続き、夕方にちょこっとだけ近場の川に出向いてみました。
今回の狙いはテナガエビ。名前の通りハサミがやたらめったら長いエビで、街中の川にもいたりします。
子供の頃、ザリガニ釣りをやったことのある方はいませんか? あれに近いノリで、釣り好きの間ではひそかにブームなんです。
実は、小僧は初体験。3年前に竿も仕掛けも手に入れてたのに、その日がようやくやってきたと、こういうワケでして。
巷じゃポケモンが大人気。野に山に海に川に、リアルな獲物がいっぱいおるのに……。とりあえず、スマホの代わりに竿持ってみま専科?
▲恩師に聞いた実績ポイント(確かこのへん)で、いざ!
▲竿は例の川小物用。1000円しないヤツです
▲釣具屋でテナガエビ専用の仕掛けが売ってます
▲エサは赤虫(あかむし)。そのまんま赤い虫でサイズは1cmくらい
まずは赤虫を小さいハリに付けて……み、見えん!
このところローガンが確実に進行中で、細かい作業をやるとイライラして血圧急上昇(歳バレるがな)。
ど〜にかセットを終え、いざ釣り開始。テナガエビは石やら倒木やらテトラやらの物陰に身を潜めてます。
そこに仕掛けを送り込んだらウキがピクピク……となるハズですが、これいかに。
▲このへんにおるかな〜……
しばし探ってるとピクピク……魚ならすかさず竿を立てて合わせるけど、テナガエビの場合はちと違う。
まずハサミで赤虫をつかむ(ウキがピクピク)。
そこから口へ持っていき、おもむろにモグモグ(ウキがス〜ッと入る)。
ここで合わせればハリが掛かるって寸法です(小僧総研調べ)。
すると、ある場所へ仕掛けを入れるたんびにピクピク……。
放置しても一向にウキが入らないので、辛抱たまらずエイヤッ!と合わせ一発。
▲上がったのはチチブという小魚。ハゼの仲間で普段は底に張り付いてます……それにしても、ちっさ!
その後もあちこち探りを入れますが、チチブばかりで本命は姿見せず。やべ、もう夕暮れが……。
小1時間やってもテナガエビは手にできず日没を迎え、初チャレはお開き。しゃあない、今日はこれくらいでカンベンしたろ。
よ〜し、明日リベンジ!……そんな時間ねぇか。
このネタで次回更新されなかったら、行けなかったか釣れなかったということで、このへんで。
それではみなさん、イイ釣りを!
つづく
▲あっという間に日没。1日が48時間あればのう……