どこへいったか釣り小僧

釣りにまつわるお話を(おおむね)、思いつくまま気の向くままにつづります。粗忽者(そこつもの)ではありますが、どうかお付き合いください。

第38投 春はメバルの季節です

気が付けば、前回の更新から1カ月以上たってました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

小僧はしばらく釣りに行かず、当ブログも放置プレイになっておりました。面目ない。

で、久々に行ってきたので、そのときのお話を。

 

狙いは、前回にちらっと紹介したメバル。冬から春にかけてよく釣れる魚です。

f:id:tsurikozo:20170226140749j:image▲大きな目玉が特徴のメバル。これは以前に水族館で撮影

 

当日は仕事から帰ってアレコレ準備してたら、出撃する頃には深夜1時を過ぎてました。

釣り場は、自宅からクルマで20分ほど走った所。大小の岩や石がゴロゴロした、ゴロタと呼ばれる海岸です。

f:id:tsurikozo:20170226100444j:image▲釣り場のゴロタ海岸。夜は真っ暗なので、こちらも過去の画像にて

暗闇のゴロタ歩きは足場が悪く、足元がフラついて仕方ない。にしても、飲んでもないのにやたらフラつくな。しばらく釣り行かないうちに体力が落ちたか、それともトシか……いかん、体がなまりきっとるぞ、こりゃ。

 

さてさて、さっそく釣りを開始。ジグヘッドというオモリ付きのハリにワームという軟らかいルアーを刺して、これを投げます。ゆ~っくり引いて誘ってると、ググッとくるはず。

浅場なので底にコツコツ当たるけど、それをかわしながら引き続けることしばし……ググッときました!

おお、久々に味わうこの感触。逃げようとグングン突っ込むこの引きは、メバルに違いない。

f:id:tsurikozo:20170226100518j:image▲狙いばっちりで仕留めたメバル。27.5㎝と、まずまずの良型でした

ゴロタで釣れるメバルはサイズがいいことから人気。“尺メバル”といって、30㎝超えが一つの目安になってます。実際26~28㎝あたりはしばしば釣れても、尺がなかなか出ないもんでして。

とはいえ久々の釣りで出ただけに、十分にウレシイ一尾です。

f:id:tsurikozo:20170226100540j:image▲オレンジのワームをがっちり!

 

その後も2時間ほど粘ったけど、あとが続かず。これにて終了と相成りました。

さて今回は、ゴロタのメバル狙いで小僧が使ってる仕掛けのうんちくを一つ。長いので、ご興味のある方だけどうぞ。

先ほど触れた通り、ルアーはジグヘッド&ワームを使用。

f:id:tsurikozo:20170226100551j:image▲ジグヘッドは1~1.5g。ワームはメバル用のピンテイル系が好みで、使うときズレないよう頭に瞬間接着剤を垂らしてます

これだけでもメバルは釣れるけど、いかんせん軽いので飛距離が出ません。かといって重くすると、浅場なのですぐ底に引っ掛かる。

そこで、ジグヘッドから離してシンカー(オモリ)を足して対処します。

f:id:tsurikozo:20170226100607j:image▲シンカーはこんな感じ。両端のゴム管にリーダー(先糸)を通して使います。浅場では1~1.5gを使用
f:id:tsurikozo:20170226100622j:image▲全体像はこんな感じ。ジグヘッドとシンカーを離して付けることで、飛距離を出しつつ根掛かりを軽減

で、ジグヘッドが根掛かりしにくいように、もう一工夫。ソフトプラッチックの“夜光玉”を通します。

f:id:tsurikozo:20170226100637j:image▲浮力があるので根掛かりしにくく、暗闇で光るので見やすく一石二鳥

で、さらにもう一工夫。ジグヘッドの上に結びコブを作っておきます。
f:id:tsurikozo:20170226100650j:image▲ジグヘッドの上にこんな感じで。片結びでOKです

 

なんでわざわざ、こんなメンドイことをするのか。もし根掛かってしまったとき、力強く引っ張るとココで切れる。そのため、夜光玉とジグヘッド&ワームだけ交換すれば済むってワケです。

この仕掛け、かつて恩師に教わったほぼそのまま。これを使い始めてから、ずいぶんメバル釣りがしやすくなりました。

では、また尺を目指してゴロタに出張りますか。それではみなさん、イイ釣りを!

つづく

f:id:tsurikozo:20170226100707j:image▲引きが強くて楽しいので、みなさんもぜひ!