第25投 「釣り師は助平」の一考察
不安定な陽気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
釣り小僧は週末、昔っから好きなサーフ(砂浜)へ出張ってみました。
ルアーほん投げてヒラメかマゴチ、いやシーバス(スズキ)かぁ……。
何事もなく終了。
▲だ~れもいない海……ときたもんだ
釣れない話をグダグタもあれなんで、今回は釣り師の生態について考察をひとつ。
あ、大層なハナシでは決してありませんので、あしからず。
「釣り師は助平が多い」
聞いたことありません? まぁ人類みな助平だとは思いますが、それは置いといて。
男に関して言うと、当たってるフシが多いかと。
まず魚を釣るってことは、相手のことを常に考えます。
今どこにいるのかな、おなか空いてるかな、エサをこう送り届けたら飛び付いてくれるかな……云々。
相手あってのこと、お魚さんを一途に想ってアプローチを続けます。コレで振り向かなけりゃ次はあの手で……フラれてもひたすらアプローチします。しかも、やることがマメ。
……おおむね察しはつくかと思いますが、好きな女性に対する行動と共通点が多いかと。
▲助平根性出しても釣れんものは釣れん
で、もう一つ。
釣りの仕掛け作りって、かなり繊細なんですよ。
特にエサ釣りはそうで、ちっさいハリに糸を結んだり、糸と糸を結び付けたり、ウキやオモリを通したり。
小僧は最近エサ釣りにも手を出してますが、元来ぶきっちょだからイライラしてムキーッ!てなこともしばしば。
うまい人は事もなげにやります。そりゃそうだ、できなきゃ釣りが始まらないから。
手先を器用に使って、ちっさいハリに糸を結び、魚が食べやすいようにエサを付け……。
いかつい釣りオヤジも(失礼)、みな繊細なことをしとるワケです。
あんだけ細かい作業ができるってことはですよ、ぶらじゃのホックを片手で外せるに違いない。
てことは、女性の扱いもウマイのではあるまいかと(我ながら強引な論だな)。
……なんのハナシしてたんだっけ。
まぁなんです、ぶらじゃのホックを片手で外せる人は(もうエエわ)、釣りの素養が大いにあるのではないかと。きっと女性の扱いもウマイし、マメだろうし。
おんなじことを魚相手にできれば……ね。
そう言うオマエはどうかって?
ぶきっちょで、自分勝手で辛抱足らずだけど釣り好きですが、何か。
つづく
▲そろそろお魚釣りたいな