どこへいったか釣り小僧

釣りにまつわるお話を(おおむね)、思いつくまま気の向くままにつづります。粗忽者(そこつもの)ではありますが、どうかお付き合いください。

第20投 久々に、夏

夏休み、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

長期休暇を満喫している方、もうちっと休ませろやとお嘆きの方、ずっと仕事じゃ!とキレ気味の方、いろいろかと思います。

釣り小僧は5日休みをいただき、しばしのんびり過ごしました(1日は家で宿題)。

 

休みの間に恩師と久々に釣りへ行きまして、そのときのお話をばひとつ。

 

行き先は湖。恩師はフライフィッシング(西洋的毛バリ釣り)でブラックバスを釣るってことで、同行してきました。

あいにくフライの道具は持ってないので、ルアーで挑戦。

 

ここで告白しておきますと、小僧はブラックバス(以下バス)を釣ったことがありません。

しばしば驚かれるんですが、ルアーは海中心にやってきたもんで、こうなった次第で。

 

湖畔のお店で遊漁券を買い(ここは1300円)、いざ現場へ。

 

f:id:tsurikozo:20160813115832j:image▲夕方前から開始。恩師は奥でフライ振ってます

 

「◯◯くん、バス用のルアーは持ってる?」

「あ、海のライトゲームとかトラウト(マス)用があるんで、それ使ってみます」

 

恩師と離れてしばし探りを入れてみるが、一向に反応なし。

時々バシャッと水面が割れるのは、バスが小魚を食ってるのか……。

 

「どう、異常なし?」

「いるにはいるみたいですけど」

「さっき35cmくらいの釣ったよ」

 

へ?

知らぬ間にきっちり釣ってました。なんでもバスが追っかけてくるのを見ながら仕留めたとか。

 

f:id:tsurikozo:20160813115911j:image▲水中にある石周りをメインに探るも、小僧は相手にされず

 

「反応渋いから移動してみようか」

しばしクルマで走り、次のポイントへ。ここでルアーを引いてると、ちっさいバスが追っかけてきた! 体長15cmてところか。

 

この際サイズはよろしいから、人生初のバスを……あら、食わずにいっちゃったよ。遠慮しないでパクっといけパクっと!

 

ルアーに鼻先まで近づいてはプイっと反転。反応はしやがるから、小バカにされてるようで余計腹立つワ。

 

「ん~、いじめすぎちゃったかな……」

恩師がしばしば遊んでいるポイントなので、さしものバスも学習してるのかも。

 

f:id:tsurikozo:20160813115928j:image▲黙々と釣りを続ける恩師。そのうちフライ教えてもらお

 

2時間もするとあっという間に日没を迎え、ジ・エンド。

初のバスは手にできなかったけど、久々に一緒に釣りして話ができたし、とりあえずルアー追うのが見えたし、イイ時間を過ごさせてもらいました(小僧的には)。

 

家から30分もあれば行けるから、また1人で行ってみっか。

待ってろよ~、バス!

 

つづく


f:id:tsurikozo:20160813115945j:image▲山の下より気温が5度くらい低いので、夏も快適に釣りができます