第20投 久々に、夏
夏休み、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
長期休暇を満喫している方、もうちっと休ませろやとお嘆きの方、ずっと仕事じゃ!とキレ気味の方、いろいろかと思います。
釣り小僧は5日休みをいただき、しばしのんびり過ごしました(1日は家で宿題)。
休みの間に恩師と久々に釣りへ行きまして、そのときのお話をばひとつ。
行き先は湖。恩師はフライフィッシング(西洋的毛バリ釣り)でブラックバスを釣るってことで、同行してきました。
あいにくフライの道具は持ってないので、ルアーで挑戦。
ここで告白しておきますと、小僧はブラックバス(以下バス)を釣ったことがありません。
しばしば驚かれるんですが、ルアーは海中心にやってきたもんで、こうなった次第で。
湖畔のお店で遊漁券を買い(ここは1300円)、いざ現場へ。
▲夕方前から開始。恩師は奥でフライ振ってます
「◯◯くん、バス用のルアーは持ってる?」
「あ、海のライトゲームとかトラウト(マス)用があるんで、それ使ってみます」
恩師と離れてしばし探りを入れてみるが、一向に反応なし。
時々バシャッと水面が割れるのは、バスが小魚を食ってるのか……。
「どう、異常なし?」
「いるにはいるみたいですけど」
「さっき35cmくらいの釣ったよ」
へ?
知らぬ間にきっちり釣ってました。なんでもバスが追っかけてくるのを見ながら仕留めたとか。
▲水中にある石周りをメインに探るも、小僧は相手にされず
「反応渋いから移動してみようか」
しばしクルマで走り、次のポイントへ。ここでルアーを引いてると、ちっさいバスが追っかけてきた! 体長15cmてところか。
この際サイズはよろしいから、人生初のバスを……あら、食わずにいっちゃったよ。遠慮しないでパクっといけパクっと!
ルアーに鼻先まで近づいてはプイっと反転。反応はしやがるから、小バカにされてるようで余計腹立つワ。
「ん~、いじめすぎちゃったかな……」
恩師がしばしば遊んでいるポイントなので、さしものバスも学習してるのかも。
▲黙々と釣りを続ける恩師。そのうちフライ教えてもらお
2時間もするとあっという間に日没を迎え、ジ・エンド。
初のバスは手にできなかったけど、久々に一緒に釣りして話ができたし、とりあえずルアー追うのが見えたし、イイ時間を過ごさせてもらいました(小僧的には)。
家から30分もあれば行けるから、また1人で行ってみっか。
待ってろよ~、バス!
つづく
▲山の下より気温が5度くらい低いので、夏も快適に釣りができます