第15投 釣るも好き、食べるも大好き
なんやかんやで時間が取れず、これまで欠かさなかった週末の更新がついに途絶えた釣り小僧です(たぶん毎週アップしてたはず……ど～でもエエか)。
さて釣りは、魚を釣るのはもちろん、小僧は食べるのも楽しみ。特に自分で釣った魚はうまいし、家族とか周りが喜んでくれると余計ウレシイもんでして。
今回食したのは自分で釣った魚ではないけど、あまりにうまくて豪華だったので、土産話をばひとつ。
語るより見てもらうのが早いですな、はいドン！
これは、千葉県南房にある民宿で出た晩メシ(3人前)。こんなん、ビールが何本あっても足りんワ。
ちなみに別注文ではなく、このメシで一泊8000円也。あり得へん！
▲超オーシャンビュー（蚊が入りそうなので網戸越し撮影）
これまで小僧が泊まってきた宿のなかで、ネタの質、ボリューム、そして割安感とどれも最強！ ど～考えてもコストが合っとらん気がするけど……こりゃ、近いうちにもっぺん足を運ばねばなるまいな、ウム。
以上、釣り小僧のメシ自慢レポートでした。早いとこ雨やんでくれんかの、しかし。
つづく
▲梅雨の合間に青空。やっぱ気分エエですな！
第14投 愛すべき外道たち
このところピーカンで暑かったり雨降りで急に冷えたりと不安定な陽気ですが、みなさん体調はダイジョブでしょうか。
小僧はここ2日ほど喉が痛いけど、相変わらず釣り行ってます。
先日もちょこっと釣りをする時間が取れたので、堤防でやってみました。
▲前日の雨から一転、イイ天気！
第5投で紹介したカニさん(パワークラブ)を使って、あわよくばチヌ(クロダイ)でも釣れまいかという魂胆です。
チヌは堤防に寄り添うように着いているので、そこへカニさんを落とし込んでみると……。
▲アナハゼという魚。落ちてくるものが大好きで、姿もあらわに飛び付く付き合いのイイ魚です
▲ネンブツダイ(正しくはオオスジイシモチ)。こちらも付き合いの実にイイ典型的な外道です
釣り師あこがれのチヌはおいそれとは釣れませんでしたが、彼らが相手してくれました。
一般的には“外道”で片付けられてしまう魚も、釣れればそれはそれで楽しいもの。
足場のいい堤防や港でカニさんを落とすだけでカンタンに釣れるので、モノは試しにいっぺんやってみてはいかがです？
それではみなさん、イイ釣りを！
つづく
▲雲の奥に見えるは富士山。てっぺんの雪が溶け、夏のよそおいに……
第13投 本にもいろいろありまして
いや～、このところ朝早くに目が覚めてしゃあない。日々じじい化を肌で感じている釣り小僧です。
梅雨入りを前に先日、自宅の屋根周りを修理しました。
雨が降ると雨どいからボタボタ水が落ちるワ、天井が染みるワで大変なんすから、もう。
築50年強の家なんで、あちこちガタもきますわな。雨戸は木製、カギはネジを押し込んでギュッギュッと締めるヤツだし(今日びの若者にはわかるまい)。
でリフォーム屋さんにお願いしたんですが、その営業さんが以前は書店にお勤めだったそうで、本のハナシになりました。
へら鮒(ヘラブナ)って川魚がおりまして、その雑誌についての話題。
▲こんな感じの池や湖、川などで釣れる魚です(魚の写真なくて面目ない)
営業さんいわく
「ヘラブナは2誌だけなんですよね。へら鮒とへら専！」
▲こちらが「へら鮒」
▲こちらが「へら専科」
とかく本離れが話題になる昨今ではありますが、写真はキレイだし、読んでも面白い(かなりマニアックな世界だけど)。
本屋に行く機会があったら、たまには釣り雑誌もめくってみま専科？
つづく
▲各地で満開ですな！
第12投 小僧の細うで繁忙記
1週間ぶりのごぶさた、旅から戻ってきた小僧でございます。
とある島へ行ってきたのですが、すんばらしいところでした！ 景色はイイし水はキレイ、空気もメシも最高にうまいっ‼
可及的速やかに、また行こうともくろんでます。
▲こんな絶景がそこかしこに。夢のような世界ですな
さて今回は、磯のウキフカセ釣りなるものに挑戦。皆さんもご存じのマダイや、クロダイを“狙って”まいりました。
その結果は置いといて(聞かないでいただきたい)、慣れない釣りに悪戦苦闘でした。
▲う～ん、男の世界だぜ
で、釣り2日目を終えようかという頃から、利き腕の右手首が痛くなってきた。
この釣りはコマセと呼ばれるエサをまいて魚を寄せるんですが、そのときヒシャクってものを使います。一般的には水まきとかで使うアレですな。
▲これがエサまき用のヒシャク
▲写真は入ってないけど、バッカンというバケツにエサを入れてまきます
▲使わないときはスタンドに立てておけます
エサをまくとき手首に力が入るんですが、慣れないせいか、投げるたんびに腕がギシギシ鳴るようになったワケで。
で、その後も痛みは引かないまま釣りを続行。島をあとにしたのでした。
やべ～な、このままじゃ仕事に支障が出ちゃうかも(PCを多用するもんで)。
翌日に病院で診てもらうと、センセーにこう告げられた。
「手首の筋肉使いすぎだね」
要は、普段は使わない筋肉を使い倒したせいで、イッてもうたらしい。もともと細腕だからなぁ……(へなちょこで面目ない)。
で、飲み薬と湿布を処方され、こうなったのでありました。
▲湿布張って包帯で固定。あぁ、情けなや……
んで面倒なのが、風呂に入るとき。濡れるとイヤなので、ビニール袋でガードしてみた。ワイン買ったときの袋が長細くて、腕に見事フィット！
▲こんな感じでバッチリ……ワシゃコブラか！
そんなこんなで、島修行を終えた小僧でありました。
明日からまた会社か……あ～行きたくね。
つづく
▲地元の川ではアユの友釣りが始まりました。そのうち小僧もやってみよっかな
第11投 行ってみなけりゃわからない
先週末にワカシ釣りまくりで調子こいてる釣り小僧。今朝も張り切って……のはずが、またまた寝坊しちゃいました。
朝4時に起きて出撃の手はずだったのに、目覚めたら5時半過ぎ。すっかり明るくなってて、ま～たやっちまった……と自己嫌悪。
つうか最近、日の出早すぎなんじゃ！寝る時間ないやんけワレ太陽！……失礼しました。宇宙の摂理には逆らえませんな。
ただ前回も、寝坊で大失敗かと思いきや一転、ごくイイ釣りができたワケで。行ってみなけりゃわかりません。
さて、今日の狙いは第4投で登場のマゴチさん。すっかり日が高いけど、うまくすりゃ釣れるだろ……とアバウトな乗りで砂浜を探り歩いてみました。
▲このへんにマゴチいねえかぁ～……
しばらく進むと出会ったのが、投げ釣りのオッチャン。
「おうルアーか、何狙い？」
「マゴチです～」
「さっき、掛けたシロギスをしゃぶられちゃってさ……」
どういうことかと申しますと、自分が釣ったシロギスという魚が、寄せてくる途中で何者かにかじられたと、こういうお話ですね、ハイ。
……落ち着いて説明しとるバヤイか！ マゴチが近くにいる可能性特大だわさ‼
▲やっぱいました、マゴチ45㎝！
先週に続いて、うすらバカヅキの小僧。まんまとマゴチさんを仕留めたのでありました。
それもこれも、先週の「寝坊のち爆釣」があったればこそ。遅かろうがなんだろうが、釣りは行かなきゃ釣れんワケでして。
なんじゃかんじゃ言い訳してないで、とりあえず動けば人生イイことあるのかも……。たまさか釣れたのをいいことに、ひとり悦に入ったのでありました。
さてさて、小僧は明日から旅に出ます。週末までしばしごぶさたかもしれませんが、どうかご容赦ください。
それでは皆さん、イイ釣りを！
つづく
▲すっかり夏空……かと思いきや梅雨入りですと。でも海に行けりゃ、どっちゃでもよろし(笑)
第10投 釣りに行かなきゃ魚は釣れん
やべ、またやっちまった！
……朝6時半に目が覚めた。夜2時まで義兄と飲んでしまい、4時に起きるつもりが不覚を取った釣り小僧です(先週も先々週も飲んだくれてメートル上がりっぱなし)。
魚を釣るには朝マヅメ……日の出前後を攻めるのが定石だってのに、あ～あ、今から行っても遅いわな。
が、しかし。義兄は「行こ！」とマル気ヤンヤン。いや～、もう遅いで……。
▲すっかりその気の義兄。幸せなお人や
が、しかし(パート2)。目の前に海鳥の群れが出現！
……どういうことかと申しますと、イワシが他の魚に追われて、食われまいと水面近くを逃げ回る。そのイワシを食おうと海鳥が上から狙う……要するに、釣り師にとっては超ビッグチャンスなワケです(説明なげ～な)。
▲魚を追って海鳥が集結。「トリヤマ(鳥山)」と言います
ここで取り出しましたるは、お得意のルアー。「メタルジグ」という金属製の擬似餌で、これをぶん投げますってぇと……。
▲釣れたのはブリの子供。関東ではワカシ、関西ではツバスと呼びます
群れで回遊する魚だから、当たると連発！ パチンコで言うところの“確変”に突入し、ものの30分弱で2ケタ釣っちゃいました(思い切り自慢)。
魚体は20cmほどと小さくても、そこはブリの子。掛かった先から右へ左へ走り回ってギュンギュン引くので、実に楽しいんです。
義兄もキャッキャ喜んで釣りまくったのは言うまでもありません。
▲you,釣っちゃいなよ
んで、イワシがこんだけおるっちゅうことは、それを食おうと第4投で出演したマゴチさんもいる可能性が高いんですよ、奥さん！(誰なんだオマエは)
んでんで、底を探ることしばし……キタ～！
またマゴチか、いや引きが弱いな。ちっさいヒラメかぁ!？
▲上がったのはカサゴ。関西方面ではガシラと呼びます。体の半分はあるルアーに一撃！
……フツーは岩場で釣れる魚なのに、なんで……釣れたから、まいっか。
そんなこんなで、思い切り楽しめた一日でありました。
やっぱ、釣りは行かんと釣れんね(当たり前田のクラッカー……古っ！)。
気分揚々で帰宅したら、今宵はカミさん不在。てことで、犬と2人で祝い酒と相成りました。
今回は一大スペクタクル超巨編にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
小僧は今宵も飲んでます。
つづく
▲家近くの焼き鳥屋で調達……やっぱタマラン！ 後ろの血圧計、今宵は出番なし
第9投 わかっちゃいるけどやめられねぇ
いや～、暑は夏いねぇ。5月でこんなに暑かったら12月はどんだけ暑いんや……ベタベタですみません。
さて今回は釣りの話ではありませんので、あしからず。
昨晩から旧友宅に泊まって飲み会に参戦(釣りつながり)。あ～でもねぇ、こ～でもねぇと夜中3時まで与太話に興じ、午後2時頃にようやく退散した。
で、うち1人と電車に乗ったのに、なぜか途中下車してしまったワケで。
▲かねてから訪れたかった街
▲魔の巣窟入り口に到着
さんざっぱら飲んだってのに、昼飲みのメッカに来てしまったのでした。
▲プロガイドの案内で漁場へ
▲安くてうまい、昼間から飲める……こんな楽園があったんや～(涙)
で、もう一軒寄ってから帰るか！とメートルオヤジ2名が次の店に入ったら、店員のおねーさんにこう言われた。
「お客さん、酔っぱらってますよね。ウチはお断りしてますんで」
あい、その通りでございます。
しゃあない、今日はこんくらいにしといたろ……つうか、帰って仕事するんだっけか。
無理だな、こりゃ。
つづく
▲評判のうなぎはお預け。今度はシラフで行こっと
