第32投 たまには道具のうんちくも(ライト版)
このところ、どういうワケだか好調続きの釣り小僧。
休み前日に仕事から帰宅すると、昨晩に仕留めたスズキさんが待っておりました。
▲今宵は刺身にムニエル。焼酎のキョーレツな誘惑が……
「わたしは飲むけど、どうする?」とカミさん。小僧が今晩も釣りに行こうかどうか迷っていることを見抜いとるワケです(飲んだらクルマに乗れない→釣り行けない)。
相当悩んだ揚げ句、釣りを取りましたよ。極上の肴をアテに酒もいいけど、やっぱ「釣れるものを釣れるときに」ですから、ええ。
いつもの浜に繰り出し、このところお約束のこやつをキャッチ。
▲今宵もアオリイカが相手してくれました。もうちっとサイズアップを狙ってるんだけど、ゼイタク言っちゃいけません
もうイカ見飽きた!というみなさまのツッコミが聞こえたので、たまには小僧の道具についてお話を。
この釣りでは、餌木(えぎ)というイカ釣り用の和製ルアーを使います。サイズはいろいろありますが、浜ではもっぱら3.5号。
▲3.5号は1年を通して使えるサイズで、色はよく目立つオレンジやピンクを多用してます
でタックルは、イカの通り。
ロッド:エギング用8フィート6インチ
リール:スピニング(シマノ2500か3000番、ダイワ2500番)
ライン:PE0.8号
ショックリーダー(ラインと結ぶ先糸):フロロカーボン2〜2.5号を1.5m。小型スナップで餌木に接続
エギング用としてごく一般的なものなので、まぁ参考程度にひとつ。
▲ロッドは1万ちょいで購入。長さは、幅広い釣り場で使える8フィート6インチが小僧のおすすめ。ちなみにルアー系のロッドは、長さをフィート/インチで表示します
以前はウン万円するものを使ってたけど、近年は道具の性能がグッと上がって、お手頃価格でイイものがいっぱいあります。ロッドに関して言えば1万円前後で必要十分かと。
さてさて、なんで長々と道具の紹介をしたかっていうと、エギングタックルって、いろんな釣りに使えるんですよ。
第27投で登場したハゼも、まんまこのタックルでOK(仕掛けやエサは別途)。
▲小僧が愛してやまないハゼも、エギングタックルで捕獲
“ちょい投げ”なんて言いますが、このハゼやシロギスといった魚を投げ釣りで狙うのにぴったり(遠投せず、近場にちょいと投げて釣るから、ちょい投げ)。
ほかにもメタルジグという金属製のルアーも20gくらいまで投げられるし、シーバスだって捕れる(あんまり無茶しちゃダメだけど)。
てなワケで、1セット持っておくといろいろ楽しめるので、いかがでしょというお話でした。
それではみなさん、イイ釣りを!
つづく
▲さてさて、お次は何を釣りにいきますか!