第31投 灯台もと暗し
好天に恵まれた休日。午前中は自宅の掃除なんぞ済ませたあと、実家方面へドライブであります。
港に行ってみると、釣り人がズラリ。老若男女の皆々様、サビキやら投げ釣りやら思い思いに楽しんでる様子。
子供が夢中で釣りしてるのを見ると、どうかこのまま順調に育ってほしいとココロから思う次第です。
▲家族連れが多く、アジやらシロギスやらポツポツ釣れてました
▲砂浜もご覧の通り。天気がイイので、こちらも大盛況
ここで犬の散歩に来てた義兄と合流すると、「夕方にちょっと行こうか」と誘いが。ちょっとなら……と、あっさり食いついてしまう小僧であります。
▲義兄宅から徒歩5分のサーフ(砂浜)へ出撃。明日は仕事だから、ちょっとだけよ~ん
狙いは、暗くなるまではヒラメやマゴチ。暗くなったらシーバス(スズキ)ってところ。今住んでるところに引っ越す前は、ちょくちょくイイ思いをしてた浜なんです。
ただ義兄は家が近すぎるせいか、釣れる気があまりしないらしい。
ま、様子見程度でやってみっかとキャスト開始。5時を過ぎるとあっという間に暗くなってしもうた。
こっからはシーバス狙いってことで、それまで使ってたソフトルアーから、小魚の形をしたプラッチック製のミノーに交換。大きさは125mmです。
しばらく探っても反応はなく、義兄はあきらめモード。ただ小僧はなんだか釣れる予感がしたので投げ続けていると、10mほど先でゴン!
水面が割れ、頭を振って抵抗するのは紛れもなくシーバスであります。
久々に掛けたもんだから、やたら慎重にヤリトリする小僧。強烈な引きに耐えつつも、モタモタすると波打ち際でもまれてポロッ……てことが多いんです。
幸いフックががっちり掛かってて、無事にキャッチ成功! 銀ピカの魚が横たわった。
▲上がったのは68㎝のスズキ。ホントに久しぶりでドキがムネムネしましたワ
駆け寄った義兄が一言。
「こんな近くにおったんか。わざわざ遠くに行かんでも……灯台もと暗しだな」
そういや小僧が釣ってた頃も、時間見つけちゃココに通ってたっけか。
てなワケで義兄ともども、しばらくは浜通いが続きそうです。
つづく
▲さっそく刺身にしてみると、脂が乗ってて極ウマ。砂浜のスズキは、これも魅力のひとつです