第29投 釣れ連れなるままに、秋
なんだか急に寒くなりましたが、みなさまお風邪など召してはいませんでしょうか。
これを書いてる電車でも、あっちでゲホゲホ、こっちでゴホゴホです。
さてさて、久々に秋晴れに恵まれた休日。義兄とともに出張ってまいりました。
義兄のリクエストは、アオリイカとタチウオ。すっかり釣れる気で、頭ん中ではメニューも決まってるらしい。
釣り小僧が行く界隈では、そう甘くはないんですが。まぁ夢見るのはタダってことで、深夜にクルマで出発。
明け方前に港へ着き、さっそくアオリイカとタチウオをば……。
▲何事もなく朝。それにしてもエエ天気やのう
お次に向かったのは、小さな川が流れ込む漁港。とりあえず何か釣れまいかと、ミノーという6㎝ほどのルアーを投げてみる。ええ、小魚の格好したアレです。
▲すでにアオリイカもタチウオも関係なく、何かしら釣れりゃモード
すると、まんまと追っかけてくる付き合いのイイ魚が!
▲正体はメッキ。ヒラアジの子供で、南方から黒潮に乗ってやってきます
ま、とりあえずゲットってことで、次だ次!
▲山が少しずつ秋色に染まってきました
お次は岩や石がゴロゴロした、ゴロタ場に到着。ゴロタといえばあの魚でしょ!
▲こんな所が絶好のポイント。足元に着いてます
▲カニさんの形をしたパワークラブという人工エサ。これを、ジグヘッド(オモリ付きのハリ)に装着
カニさんを岩陰に落とした瞬間、ググッ!
きましたきました、やっぱいた。
▲前にも登場したムラソイ。これは20㎝以上あって、引きがかなりキョーレツ!
▲カニさん丸飲み!
最初の狙いはどこへやら、釣れるものを釣れるだけ釣る展開。
でも、本命も忘れちゃいませんよ~。
▲アオリイカもキャッチ。あんまりちっさいので、海にお帰りいただきました
超駆け足でつづってますが、自宅を出てすでに10時間はたってます。小僧も義兄もヘロヘロだけど、どっちもあきらめ悪いからやめやしない。
▲気づけば夕方。よっしゃ、ここからアオリイカとタチウオを……
そして何事もなく夜を迎え、現地で晩メシと相成りましたとさ。
▲ネタたっぷりの海鮮丼。本命が満足に釣れなかった分、思いきり食うたった
帰る頃には、出発から20時間がたっていたアホ兄弟でありました。
カミさんも姉も呆れてたけど、たまにはこんなのもイイでしょ(しばしばか)。
あれこれ釣れる絶好のシーズンなので、みなさんもイイ釣りを!
つづく
▲今度は何を狙おっかな