どこへいったか釣り小僧

釣りにまつわるお話を(おおむね)、思いつくまま気の向くままにつづります。粗忽者(そこつもの)ではありますが、どうかお付き合いください。

第27投 秋といえばハゼですよ!

朝晩の風が涼しくなってきました。秋ですな。

秋といえば、釣り小僧にとってはハゼ釣り。ガキの頃、父親に連れられて毎週末のように行ったもんです。

よく釣れるし、ブルブルッて引きが痛快だし、食べてもウマイ。

 

てなワケで、義兄と行ってまいりました。

釣り場はクルマで2時間半かかるところ。もっと身近な所にもいますが、ここはよく釣れるし、のどかで雰囲気も最高なんです、ハイ。

 

f:id:tsurikozo:20161003080225j:image▲ススキが立派になってきました。すっかり秋の装い
f:id:tsurikozo:20161003080237j:image▲河口から少々上った汽水域が好ポイント

 

さて、さっそく準備をば。ハゼは底にいる魚なので、エサを底に沈めてから誘うのがセオリーです。


f:id:tsurikozo:20161003080251j:image▲ジャリメという生きエサ。ハゼ狙いの超定番で、これは砂をまぶしてあります
f:id:tsurikozo:20161003080259j:image▲何度か紹介しているパワーイソメという人工エサで、これはソフトタイプ。生きエサが苦手な人もOK

 

仕掛けは、片テンビンにナス型オモリ5号。ハリは2本で……早く釣りたくて写真撮るの忘れてもうた、面目ない(釣具屋でセットが売ってます)。

 

まずはジャリメを2本付けて、10mほどキャスト。底に沈めたら、ゆっくり引いてくる。

コ、ココ……とオモリを底に当てながら誘っていると、ブルブルッ!

 

きたきた、これですよ、これ! この感触がタマランのです。

 

f:id:tsurikozo:20161003080322j:image▲早くも主役登場。かわいい顔してるでしょ。昔、ハゼドンて漫画があったな

 

着くなりクルマで仮眠してた義兄(徹夜でドライブ)にもやってもらうと、すぐさまブルブル。群れの位置さえ分かればこっちのもの、いわゆる入れ食いであります。


f:id:tsurikozo:20161003080307j:image▲夢中でハゼ釣りに興じる義兄。すっかりハマった模様

 

ジャリメは釣れるたんびに付け替えが必要なので、こんなときはパワーイソメが有利。食われてもエサがちぎれずに持つから、次もそのまま使えるのがイイ。

 

正味2時間ほどやって、2人で34尾とまずまずの釣れっぷり。続けりゃもっと釣れるけど、こんだけあれば十分でしょ。


f:id:tsurikozo:20161003080406j:image▲ハゼとしては、かなりの良型!

 

何が十分なの?って突っ込んだ、そこのア~タ。よくぞ聞いてくれました。

このハゼって魚、天ぷらにすると最高なんです。白身で揚げるとフワッとしてて、小僧はガキの頃から大好物。


f:id:tsurikozo:20161003080416j:image▲ハゼ天はこんな感じ。家族にも大好評!

 

試しにおっきいのを刺身にしてみると……ウマ~!

淡白だけど甘味があって……こりゃヒラメにも負けんぞ(お世辞抜き)。


f:id:tsurikozo:20161003080424j:image▲キレイな白身。やってみて大正解でした

 

いや~満足、満足。近いうちに、また行くとしますか。

ハゼは今がベストシーズン。簡単に釣れるので、みなさんもいっぺんどうです?

ハゼ天、ウマイですよぉ。

 

つづく


f:id:tsurikozo:20161003080555j:image▲のどかな川で釣りすれば気分も晴れ晴れ!