第10投 釣りに行かなきゃ魚は釣れん
やべ、またやっちまった!
……朝6時半に目が覚めた。夜2時まで義兄と飲んでしまい、4時に起きるつもりが不覚を取った釣り小僧です(先週も先々週も飲んだくれてメートル上がりっぱなし)。
魚を釣るには朝マヅメ……日の出前後を攻めるのが定石だってのに、あ~あ、今から行っても遅いわな。
が、しかし。義兄は「行こ!」とマル気ヤンヤン。いや~、もう遅いで……。
▲すっかりその気の義兄。幸せなお人や
が、しかし(パート2)。目の前に海鳥の群れが出現!
……どういうことかと申しますと、イワシが他の魚に追われて、食われまいと水面近くを逃げ回る。そのイワシを食おうと海鳥が上から狙う……要するに、釣り師にとっては超ビッグチャンスなワケです(説明なげ~な)。
▲魚を追って海鳥が集結。「トリヤマ(鳥山)」と言います
ここで取り出しましたるは、お得意のルアー。「メタルジグ」という金属製の擬似餌で、これをぶん投げますってぇと……。
▲釣れたのはブリの子供。関東ではワカシ、関西ではツバスと呼びます
群れで回遊する魚だから、当たると連発! パチンコで言うところの“確変”に突入し、ものの30分弱で2ケタ釣っちゃいました(思い切り自慢)。
魚体は20cmほどと小さくても、そこはブリの子。掛かった先から右へ左へ走り回ってギュンギュン引くので、実に楽しいんです。
義兄もキャッキャ喜んで釣りまくったのは言うまでもありません。
▲you,釣っちゃいなよ
んで、イワシがこんだけおるっちゅうことは、それを食おうと第4投で出演したマゴチさんもいる可能性が高いんですよ、奥さん!(誰なんだオマエは)
んでんで、底を探ることしばし……キタ~!
またマゴチか、いや引きが弱いな。ちっさいヒラメかぁ!?
▲上がったのはカサゴ。関西方面ではガシラと呼びます。体の半分はあるルアーに一撃!
……フツーは岩場で釣れる魚なのに、なんで……釣れたから、まいっか。
そんなこんなで、思い切り楽しめた一日でありました。
やっぱ、釣りは行かんと釣れんね(当たり前田のクラッカー……古っ!)。
気分揚々で帰宅したら、今宵はカミさん不在。てことで、犬と2人で祝い酒と相成りました。
今回は一大スペクタクル超巨編にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
小僧は今宵も飲んでます。
つづく
▲家近くの焼き鳥屋で調達……やっぱタマラン! 後ろの血圧計、今宵は出番なし